長期インデックス投資先選定

Last Updated on 2020-09-02 by toshiikuo

結論:米国のみよりも全世界

理由

  • ここ10年は米国株の一人勝ちだが、過去には米国が負けている期間もあり、この先は誰にもわからない。
  • 世界経済は1960年代からほぼ毎年成長しており、今後もそれは続くと推測できる。
  • 米国のみよりも全世界に分散したほうが価格変動は抑えられる。
  • 今後米国以外の国が台頭したときに、全世界株式であれば後悔せずに投資を続けられる。

根拠となるデータ

世界経済はほぼ毎年成長している。

https://data.worldbank.org/indicator/NY.GDP.MKTP.KD.ZG?end=2019&start=1961&view=chart

GDPの成長は企業の収益増加を意味するので、株価も上がる。

https://www.msci.com/documents/10199/a134c5d5-dca0-420d-875d-06adb948f578

アメリカのみに投資するよりも、他の先進国を組み入れたほうが変動率は低い

米国株にその他先進国を組み入れたときの変動率
https://www.msci.com/documents/10199/8d97d244-4685-4200-a24c-3e2942e3adeb

米国株とその他先進国のパフォーマンス比較。米国が買っているときが多い?

米国株とその他先進国のパフォーマンス比較
https://www.msci.com/documents/10199/8d97d244-4685-4200-a24c-3e2942e3adeb

S&P500とMSCI World Index(除く米国)のパフォーマンスの比較。期間によってパフォーマンスが違い、どちらが良いとは言えない。

ちなみに1990年にかけての米国の負けは、日本のバブルによる部分が大きい。

S&P500とMSCI World Index(除く米国)のパフォーマンスの比較。上に行くほど米国の勝ちとなる。
https://awealthofcommonsense.com/2016/02/when-diversification-works/#:~:text=The%20S%26P%20500%20has%20outperformed,the%20world’s%20markets%20over%20historically.&text=At%20the%20seven%20year%20interval,outperformed%2048%25%20of%20the%20time.

新興国も組み入れると更に変動率は下がる。

https://www.msci.com/documents/10199/8d97d244-4685-4200-a24c-3e2942e3adeb

各インデックスの構成国は以下。ACWIはAll Country World Indexの略。

https://www.msci.com/documents/1296102/0/MSCI%E6%8C%87%E6%95%B0%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88+%28iShares+ETFs%29.pdf/58492f4a-6c8c-4c48-8287-501a1ce59cdc

「長期インデックス投資先選定」への2件のフィードバック

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